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学校を楽しんでいる、9才の誕生日

 

先週は、息子の9才の誕生日。

最近急に体が大きくなったなあと思う。

スイミングを始めた。今までにも何度か体験に行かせたが、疲労の方が大きく、体験で終わっていた。それが、3月末に体験に行かせたら、楽しかった、と言って元気が倍増していた。今が始め時だと思った。

体の悪い息子だが、これからどんどん丈夫になると思う。

三年生になってからは、学校は休まず登校。朝晩は体調が悪いので、ゆっくり保健室へ登校したりしているけど、一日も休んではいない。学校の先生も、友達も、みんなが喜んで下さっている。

二年生の時に不登校になった息子。おかげで今、他のクラスの先生や、新しく交代した校長先生まで、息子のことを知っていて、声をかけて下さる。配慮されたのか、仲の良かった子が同じクラス。誰とでも仲良くできるんだけど。

日常生活の細部をこなす能力は、まだ幼児並みというか、多くの介助を必要とするが、人を観察し、人の気持ちを理解することが得意だと思う。人の本当の思いと、発した言葉のズレや、言葉にならない思いを、よく理解している。

学校から出された宿題は、やらないことにした。息子自身が選んだ課題をやる。学校の、算数と漢字のドリルは全部やることにした。やらないつもりだった音読が、三年生になってから、毎日出来ている。でもそれは、他のお子さんの何倍もエネルギーを必要とするもの。

誕生日のイチゴのショートケーキを、毎年自分から欲しておきながら、ケーキ部分を食べずにイチゴだけを食べていた息子。今年もどうせ、イチゴ、とそのつもりで大きめに切ったケーキを皿に盛ると、今年はスポンジもクリームも全部食べた。

休日に、ポケモンセンターへ。息子は、ほんの少し電車に乗るだけでも乗り物酔いをする。でもポケモンセンターなら行く、って言ったので、ようやく久しぶりに活動的な休日を過ごすことができた。毎日動いて、成長して、少しずつ丈夫になってほしい。

目に見えない障害でも、理解者はどこかにいるもの。例えば今の担任の先生とか。理解者とは、心配してくれる人ではなく、尊重して信じてくれる人。出来ないことより、出来ることに目を向けてくれる人。たくさんの頼り先を見つけられるようになって欲しい。