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友人が勧めてくれた本を読んだ

 

友人が勧めてくれた本を読んだ。とても清々しい本で、心の中が希望でいっぱいになった。

『「美人は性格が悪い」って本当!? ブスが美人に憧れて人生が変わった話。』フジコ著

この本を教えてくれた友人は、とても美人。何が美人って・・・

読み終わって私が、感想のコメントを送ると、それに対して彼女は、私の書評が読んでみたい、というのだ。そこが美人。だって、同じ言葉を他の人に言うだろうか。彼女は、私に対する最高の褒め言葉を知っている。最高の褒め言葉とは、人の価値を認め、可能性を信じる言葉だと、私は思う。

なるほど、こういうことかと、この本の美人に対する考察を読むと、美人が美人である理由に納得させられる。そして、それを実践するだけで、おそらく実際に、美人になれる。そんな実用書でもあり、著者が劣等感を乗り越えていく人生の物語でもある。面白くて、軽く一日で読めた。

私も、読む前よりひとつ美人になった。いや本当に。何がって・・・

この本を読むと、私は少なくともブスの習慣は持ち合わせていない。つまりブスではないと分かった。だから、自分をブスと思うのをやめた。

容姿の問題に限らずどんなことでも、自分を卑下したり他人を羨んだりする気持ちにこそ、幸せになるヒントが隠されていると、著者は言う。

回し者じゃないけどね。書評が読みたいという、友人の言葉が、本当に有り難かった。