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ドッヂボール大会で優勝する方法

 

今日は、地域の年長さん、保育園対抗ドッヂボール大会だった。7チーム対抗の得点対決で、娘の保育園は3位で、さらに広域の保育園対抗の決勝に進出。

ドッヂボールは心理戦だなあと思う。絶対に勝つ。負けると思えない。そう思うだけで、得点は上がる。

先生が子供を叱りながら試合を行っているチームは、得点が悪かった印象。それと、負けた後の、次の試合前のダメ出し。今度はああしないよ、こうしないよ、という先生の声がけ後、子供たちの動きは小さくなり、よくボールを投げていた子が逃げに徹するなど消極的で、また勝てない。

「~しない」の声がけは逆効果。「~する」の声がけが子供を強くする。

子供のドッヂボールの論理的戦略としては、まず徹底して逃げ、基本はボールを「取ろうとしない」こと。ドッヂボールのルールは、残ったもの勝ち。それに、どんどんキャッチして投げろ、という作戦は、子供には難しい。ほとんどキャッチなど出来ないからだ。投げる側も、半分はミス。相手が投げ続ける、ということは起こらない。相手のミスを見つけたら、すかさず取りに行く。外野が増えてきたら、内野のボールを外野に回して、当てた人から内野に戻るということをしないと、勝ちにくい。内野が当てたら1点、外野が当てたら得失点差2点。そういったルールへの理解も大事。

娘は、先生の戦略どおり、集中を切らすことなくボールを観察し続け、誰よりも俊敏に逃げきり、一回も当てられなかった。転がってきたボールをすかさず見つけ、拾って投げて、敵に当てた。

「負ける気がしねえ!」って決勝戦では叫んでごらん。これは今放送中の仮面ライダーの言葉。

クラス全員が、勝てる、と思えたら、きっと総合優勝だ。