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野外活動を通じてみんなで育てる子供たち

 

先月寒い中、近隣の大規模公園で行われた一泊二日の野外活動。災害時に役立つ炊き出しや人命救助がテーマ。応募10家族が参加。

まき割り火起こし、カレーを作って広告を折った容器で食べる、ツナ缶の空いたものでランプ作り、牛乳パックでホットドッグを焼く、空き缶で米を炊く、あとは負傷者の搬送や心臓マッサージの体験など。

冷え込む山小屋で、三人で外泊。子供が両脇にコロコロとあったかいし、家事もないし、落ち着いて寝ることができる。と思ったが、子供が毛布を脱いでいないか気になり、いつもどおり何度か目が覚めたりもした。

子供たちはみんな兄弟みたい。どの家の子も関係なくみんなで面倒を見る。私はよそのお子さんに、包丁の使い方や火の扱いを教えたりした。うちの子供たちも、よそのお父さんお母さんに二日間、育てていただいた。

誰もが当たり前に、どの子供でも育てる。そんな環境の中では、どの親も安心して穏やかに子供と接することができる。

うちの子まで育ててくださるお父さん方を見ていると、安心すると同時に、自分に足りないものは何だろうと思ったりもする。

子供たちに、自然と触れ合ってほしいというだけでなく、よその家族と触れ合って欲しいというのも、今回の目当て。

未来を生きる子供たちが、過剰なストレスなく、心豊かに生きていくには。時に便利や快適を手放すこと、普段しないことをすること、いろんな人に育ててもらうこと。

何がどうなっても、何もなくても、自分の生命力と感性で生き抜けると思える自信を得て欲しい。