:: rainbowdrops ::

ストレスがゼロになる時間

 

ストレスがゼロになる、心晴れやかな時間。

週末に、友人たちがお子さんを連れて家を訪ねて来てくれた。家の中に子供が7人。

友人たちは、迷惑じゃないか、大変じゃないかと、心配してくれたけれど、そんな困難は一切眼中にない。

みんながいてくれるんだもの。それに、友人の子供たちは、みんな似た者同士で、他人との違いに苦労していたことが思い出せなくなる。

最後まで話していた友人はお子さんを連れてきておらず、夕食も食べずに20時までいてくれて、そのことを気にしてくれたけど、私は、いいのいいの、って。だって10分で夕食の支度して、いつも通りの時間に寝るもの。

と、友人が帰った後、私は言ったとおりに、10分後には夕食、いつも通りの時間に子供を寝かせた。

自分でも驚いた。普段、そうはいかない。平日は時短で早く帰宅し、子供に宿題をやらせながら、重度偏食でアレルギーの子供に食事を用意しながら、子供がゲームの時間を守らないとか、食事に呼んでも来ないとか、独りで進歩なく毎日同じこと考えていると、いつの間にか帰宅してから2時間。いつからこんなに要領悪くなったっけ。

みんながいてくれたら、そんなの全部忘れてゼロになった。

友人たちの言葉、家が綺麗すぎる、頑張りすぎ、なんか手伝うよ、が、どれもピンとこない。育児や家事は私にとってストレスではなく趣味。仕事も。不器用や苦手なことなど一つもない。それに、家が綺麗なんじゃなくて、余計な物に手を付けない最低限の生活をしているだけだ。仕事量は忙しくないように調整している。

ほとんど子供としか話さない日々。私を心から愛してくれる小さな家族は、いてくれてありがたいけど、あまりに小さくて、ひとりぼっちの自分が三人いるように、より孤独を深める。

孤独=寂しい、って考えている人は幸い、孤独を経験したことがないのだろう。多くの人は、小さな子供と自分だけの世界に本能的危機を感じるもの。開かれた育児に安心を感じるもの。だから、役に立つかどうかではなく、誰かが役に立ちたいという思いで側にいてくれることは大事。

友人が家に来た。家の中に、こんなにも配慮にあふれた、建設的な関わりをしてくれる大人がいるということが、人生今までになく、何よりもありがたい。