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8才、いつも笑顔で

 

先日、8才になった息子。小学生になって二度目の誕生日。

不思議だなあ。8年前に3.1kgの赤ちゃんを抱いた、その頃に近所で見た小学生のお兄ちゃん、あの遠い存在に、今、なったのだろうか。生まれた子がいずれ学校に入る、そこまでは想像するものだけど、その先は。2009年、8年前の遠い自分。今、思い描いたお母さんになれただろうか。

私自身も自分の母に育てられたのだけど、その手本があるようで無い、記憶の中で母の良いところは十分に分かるけれど、上手くいかなかったことを絶対に連鎖しない、繰り返さない、そして自分が育つ過程で体験できなかった育児を、自分で考えていこうという思いが第一にあった8年間。

頑張れたのは、息子の影響。常に母親が子供に、影響を与えるんじゃないんだ。それ以上に、子供は生まれた時から自分を持っていて、母親を動かすもの。

息子は、笑顔の人。楽しい時には笑って、つらい時にも笑顔で、つらい人にも笑顔を、それでいて現状を変えたい時には思いっきり泣いて、泣いてもどうにもならない時には笑っている、そんな強い心のエネルギーを持った人。ぱっと見には、弱虫で、怖がりで、男らしくないんだろうけど。

以前に、0才の最初の毛髪で、胎毛筆を作った。刻んだ言葉は、「いつも笑顔で」。

息子の名前は、「完成、創造、革新」の意味。ただの創造ではなく、破壊と創造。生まれる前に考えた名前だが、当たっているようだ。学校の先生から言われるのは、「最後までやり遂げる」「創作が得意」「独自の視点で考える」。

生まれる前から、強く輝くエネルギーを感じた。もしも女の子なら、活発そうで豪快な華やかな名前が良いけれど、男の子なんだろうな、と思って、妊娠が分かった時から、名前を決めて呼んでいた。字は後から考えた。クリエイティブな印象の字にしたかった。

ちなみに下の子の筆は、「たくさんの愛を」の筆。生まれる前から、癒しの子だと思った。女の子の名前しか考えていなかった。明るく元気でおてんばで、それでいて真面目で細やかで優しい子だ。創造アイデア豊か。努力家で勉強が好き。自分が可愛いかどうか、常に自分を客観視している。人の注目を集める人になれると、力を発揮できると思う。

娘の名前は、まずは息子と似たような、双子みたいな名前にしようと思った。気品と知性と美のイメージ。

子供二人だけなのに大賑わいで、日々盛り上がっている我が家。兄妹の相性が抜群に良いらしい。喧嘩もするけれど、仲裁の必要を感じない。寝ている間も、同じポーズをしていることが多い。この人たちの未来に、兄妹を超える相性の人が現れるのかと、心配だったり。

兄妹で、認め合って、励まし合って生きていけますように。