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小学一年生夏の体験学習で見る成長

 

資源循環局の子供向け体験学習に参加した。資源循環局というのは、ゴミのリサイクル業務などを行う所だ。

体験の内容は、牛乳パックの資源を使って紙すき、清掃車の見学、菜園での収穫体験、ゆるキャラとの交流。

一年生になった息子の変化を感じる。

まず、こういった得体の知れない企画に黙って付いて来るようになったこと。今までなら、それが興味のある内容かどうか確認し、行きたくない、と泣きそうな顔をしたものだ。未体験のことが面白いかもしれないとか、嫌でも行くとか、そういう反応は今までに無い。

それから、清掃車の試乗で、自ら下の子を運転席に座らせ、本人は助手席に座っておしまいにしたこと。まるで妹の付き添い。去年までは、車で喜んだような。

ゆるキャラの着ぐるみを、暑そうだなあ、という目で見て、野菜を控え目に収穫。

小学生の参加者もいたけれど、幼児が多くて、そんな昼食会では、今度は幼児になりきって大はしゃぎしながら小さなお友達を遊ばせていて、でもよく見ると、興奮はしておらず、いたって冷静に演じている様子。

ちなみに、先週の下の子の園の夏祭りで、久々に園を訪れた息子は、先生方から次々と、
「しゅんくーん!久しぶり!」
と子供向けの甲高い声で歓迎され、もういいよ、とでもいうような、むずがゆいような顔で、シラっとしていた。

あれっ、と思った。今までの息子ならば、人と目が合っただけで、照れくさそうにニコーっとしたものだ。その日の気分もあるのだろうが。

小学一年生は、夏あたりから急に、大人づいてくることがある。息子とじゃれ合っていたお友達のお兄ちゃんお姉ちゃんも、入学からしばらくすると、たいていはそんな感じ。うちの子に限って、と思っていたが、息子でも変わるものなんだな。

息子がさっさと体験学習を絵日記に書いて、宿題を終えてくれたらと思う。そんな成長はいつ。