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2才の趣味趣向

 

娘は家では、おもちゃのお家、おままごと、お人形、ぬいぐるみ
などで遊ぶが、一つの遊びに留まらず、
お絵描きをしたり、アニメ映画のビデオを見たりもするが、
散漫で、途中ですぐどこかへ行ってしまう。
毎日、たくさんの物が使いかけで広げられている。

または、
「アナとゆきのじょおー、見たいの。」
と言って待っているので、私が、見れば、とビデオを指すと、
「ママちがうでしょっ!ゆーちゅーぶ。」と言う。
娘の好みの動画は激しい。
ロック音楽のギター演奏や絶叫に興味を持っている。

ちなみに上の子も激しいのが好きだが、娘とはちょっと違って、
コンピュータ音楽系の洗練された激しさが好きなようだ。

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娘は少し前までは、普通に映画のビデオを何度も最初から見て、
一緒に口を動かし、歌や台詞を一字一句全部覚えて、
何かとマイクに見立てて歌を歌い、『アナと雪の女王』の真似で
何度も私の片目を、小さな細い指で広げてみては、
「ゆきだるまつくるのはどぉー?」と映画の台詞を言って笑っていた。



2才の誕生日頃からずっと、同じような絵を描いている。
赤を好み、どろどろとした有機体を本能のままに描き続けている。
色彩はあまり豊かではなく、整頓もされていない。
娘の本質はここにある。
未開のエネルギーが混沌としている。
感情が強く激しく、言葉で説明できないものや
理屈で割り切れない曖昧な世界を堂々と表現している。
最近は、顔のようなものを描くことが増えてきた。


娘が遊んだ後は、おもちゃもクレヨンも、カオスだ。
私はあえて娘に、それほど厳しく片付けを指示しないようにしている。
娘にとって、散らかすことは大切な遊びなのだ。
でもこの性格の割には、マンションの集会室のスリッパが
散らかっていると、黙々と一人で二つ一組にして向きを揃え、
靴箱に戻していたりする。他人の事となると気になるようだ。

生まれる前から強い興味を持っていた、食べること。
娘がお腹にいた頃、私が食事をすると、
激しく動いて反応したものだ。
今も、食べることに対する関心は高い。

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