:: rainbowdrops ::

ビジネスチャンス

 

人間のフラクタル。

フラクタルとは、例えば海の波。
全く同じ形の波は一つも無いが、
常にすべてが一定の値を目指している。

人間もフラクタル。
誰もが一つの生命体の一部として、繋がっていて、
どんな人でも、いつの時代の人でも、
平等につながっている。海の波と同じように。

私がそのことに気付いたのは、社会人の集まりの運営に関わっていた時。
学生の時にも、学生ダンサーの大学間交流に関わっていたので、
その時の名簿と併せて自分の友人の生年月日を見ていたら、
機械的な周期をもって性格順に並んでいることに気付いた。
たぶんそれと同じ時期に、占星術や動物占いが流行っていて、
それもあって気付いたのかもしれない。ずいぶん前のことだ。
60日かその他の周期、またはその最小公倍数で生年月日を割ると、
最も私の求める結果が得られ、誰がどんな性質なのかを
大まかに理解することが出来た。
60であって、47とか、53とか、そういう半端な数字ではない。
きっと、この人間の感覚が「数字」というものを生み出したのだろう。

実は私は、占いには興味を持っていない。
人間統計学は別ものだと思っている。
数字に興味があるのだ。

地球上のどの一人を省いても、今ある自分の存在はあり得ない。
当然、自分の祖先は必要だし、逆に、
どこか遠くに住む誰かがいなかったと仮定すると、
その親も少し別の人生を生きる別の人間であることになり、
たどっていくと、今の自分も自分ではないことになる。
人間が必ず誰かから生まれる限り、
誰とも因果関係のない人間はいない。
そして、その因果には、海の波と同様に、一定の値がある。
それが人間のフラクタル。

すべての人間の意識はつながって、揺らいでいる。
おそらく、私の無意識下には、日本の歴史が刻まれていて、
さらに人類発生の起源が刻まれていることだろう。
それが、地球という生命体の一部としての人間だ。

今日は占い師の方々にお会いした。
知人だが、まだあまり話したことのない方もいたので、
ランチ会に参加して話そうと思っただけなのだが、
参加して良かったと思っている。

占いというと、どうしても迷信がかった印象があると思うが、
そういうことではなく、一番に思ったのは、
私は彼女たちのビジネスを強く応援したいということ。
人生を真剣に考えている多くの人々の共感を得られるだろうし、
ビジネスを成功させるにも、人を知ること、関係を知ることは
重要であり、そのための切り口の一つとして、
数学的根拠と歴史のある占いは有意義だ。

自分の生きづらさの理由も、一つ説明がついた。
私が生まれ持った性質は、今の自分の性格とは真逆だと感じる。
それを長年、薄々と感じながらも、
自分に一つでも良いところがあると考えることが恥ずかしく、
それは妄想なのだ、自分が見えていないのだ、と
心の中で言い聞かせ続けてきた。幼少期からずっと。
逆の自分を演じ続ける私は、根無し草。

一度そのことが、第一子を生んだ産後に、妄想ではない、
と強く感じられたことがあった。
第一子は、私にそっくりで、なおかつ真逆の性格なのだ。
その時の戸惑いを何度も文章に書いている。
このあたりの日記のタイトルはこういう調子だ。

<< まあ、持ってるな、と

<< オンリーワンよりナンバーワン

<< 道は必ずある

書きながら、誇大妄想かなとも思っていたが、
今見ると、本来の自分になろうという意思がみなぎっていて、
良いと思える。

自分の持って生まれた性質の通りに、
自分が最も愛する自分の通りに生きる。
そうすれば、チャンスもやってくる。