生後10か月の記録
イタズラっぽい目つきで笑いながら寄ってきて、たたいたり噛んだり。
娘は、よく自分からふざけて爆笑する。
コミュニケーションが活発になってきた。
表情も一人前になってきた。
よく自分でいないいないばあをする。
顔に対して手が小さいので、ちっとも顔が隠れないのだが、
両手を顔に当てては離して、
「ナイナイ、ダーッ」と言っている。
「ぎゅーにゅー」と一言、寝言を言った。
上の子がよく言うからだと思う。
便が出ると、ハイハイしてきて、「デタ」と言う。
上の子がトイレにいるのを見ながらずっと、
「デタ、デタ」と言っている。
一番よく言うのは「ネンネ」。眠くて甘えたい時に言う。
「ママパパ」と呼ぶ。
いろんなことを言うようになった。
上の子が10か月頃に言ったのとだいたい同じことを言う。
会う人にニコニコして、手をねじるようにクリクリと手を振る。
同じ年頃の子と、ターッチ、と手を合わせたりする。
よその人に積極的だ。
コミュニケーションが人間らしくなってきたので、
上の子もときどき一緒に遊ぼうとするようになった。
名前を呼んでは、じゃれ合っている。
長らくずりばいが得意だったので、なかなか腰が上がらなかったのが、
急にしっかり腰を上げてハイハイするようになった。
同時期に、一瞬だが自発的にひとり立ちをするようになった。
そっと壁から手を離してみて、にんまりと笑っていた。
その後すぐに伝い歩きも始まった。
活動的で動作が素早い。
ミルク嫌いでなかなか卒乳が進まない。
上の子が粉ミルクを喜んで飲む子だったので簡単に考えていたが、
どうやら母乳と平行して粉ミルクを始めるのは難しいようだ。
試しに微量の牛乳を見せてみるが、たまに一口飲むことがある程度。
粉ミルクだと、舌に触れた瞬間にオエッとなる。
卒乳をすればそのうちには牛乳を飲めるようになるのかもしれない。
上の子の時は、病院が粉ミルクを奨め、私も、夫が授乳に参加できることを
望んでいたので、母乳が十分であるにもかかわらず、粉ミルクを与えていた。
たしかに病院の言い分はよく分かる。
粉ミルクを飲んでいる子と飲んでいない子で、
圧倒的に体格の差があることが多いのだ。
それが良いことかどうかは別として、たしかに上の子だけが
うちの家系には無い大柄な体格だ。
娘はしょっちゅう熱を出したり便秘をしたりする。
暑い所では母乳さえ積極的に飲まない。
水分が摂れるようになることを目指すことにした。
ベビー用イオン水が少し飲めることもあるようになった。
粉ミルクや市販の飲料が飲める子は、何かと楽だと思う。
外出も積極的になるし、夏の猛暑にも負けないし、卒乳も簡単だ。
お盆は、夫の実家へ行き、初めての海水浴などした。
義母の抱っこには残念ながら大泣きだった。
盆踊りは、音楽にタテノリで上手に踊った。
元気はあるものの、よく熱を出す夏だった。
私も、娘と一緒によく熱を出した。妊娠前と比べて-7kg。
娘も痩せ形でどうにも体重が増えない。血筋だろうか。
本当に遅れがちで、夏の話が冬になってしまった。