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生後6か月の記録

 

「ネンネ、ネンネンネンネ」とよく言う。泣きそうな顔で言う。
甘えながら眠りたい時だ。
機嫌の良い時は「ターッタッタッタァー」と高い声で叫ぶ。
遊んでほしい時は「パーパーパー」、
私の顔を見ると「マーマ」と小さい声で言う。
夜中に少し泣いて、それを夫が抱っこすると、
私の方に手を伸ばし、「マーマ」と言う。
「マーマ」と言うと私が反応することをよく知っている。
最初はおなかが空いた時に言っていたと思う。

娘は6か月で、7.1kg、67.3cm。
体重は平均より少ない方、身長は普通かやや大きい方。
第一子よりもはるかに小さく、どうしても少し心配になる。
4か月で7kgを超えたのに、その後ほとんど変わらず、
最初大きめに生まれたのに、どんどん小さい方になっていく。
母乳をあまり飲みたがらず、泣いて欲しがることもなく、
時間を見て与えるが、飲み始めると途端にのけぞって笑うのだ。

離乳食は何でも従順に受け入れ、順調。
上の子が食べているのを見るたびに欲しがって泣くので、
離乳食開始から1か月経たないうちに、一日二回に増やした。
ただ、胃が弱いらしく、食べると口の周りにプツプツが出来て、
その後眠りにくく、夜中に泣いて起きるようになった。
米が好きだが、夕食に米を食べると必ず、夜うなされる。
野菜や豆腐だけだと、夜に泣くことはなく、朝まで連続で寝る。
だからといって時間をずらしたりすると、一緒に食べたがって大泣きだ。
上の子の時は、そこまで食事に関心がなかったし子供一人だったので、
大人の食事と時間をずらして与えていた。
本当は、寝るまでに食後4時間は空けたいものだ。
結局、食欲があるにもかかわらず、主食の量が増やせない。

大人が食べているのを見てもそれほど泣かないので、
兄妹という対等意識があるのだろう。
赤ちゃんから見た年上の子供はすごく大きいだろうから、
大人を見るのとそれほど変わらない感覚かと思っていた。

活発に寝返りでゴロゴロと動き回っては、手足を浮かせて飛行機のポーズ。
あっという間に部屋の隅まで行き、何か探し物をしている。
主に雑誌を物色し、くしゃくしゃしたり破いたりしている。
取り上げると大泣き。
うつぶせが好きで、寝る時も、直しても直してもうつぶせ寝になる。
おすわりはあまりしようとせず、前に手を付かずに座っていられるのは数秒、
つかまり立ちも、どこかにつかまらせて立たせれば一瞬は立つ、
というところ。手を持ってやればしばらく立っていられる。
ずりばいは、しているような、していないような、前にも少し進むが、
横に転がることの方が多い。

よくティッシュをたくさん引っ張り出してビリビリにし、
ポリ袋でカサカサ音を立て、リモコンやケーブルにかじりついている。
赤ちゃんの興味の対象というのは多くは共通している。
娘は、お人形よりは、電車や車などのおもちゃが好き。
上の子のことが大好きで、上の子の好きなものに強い関心があるようだ。
逆に上の子はすっかり赤ちゃんのおもちゃで遊んでしまっている。

娘のいとこ、はとこにあたる子供たちと遊んだ。
娘は、年上の子供たちに遊んでもらったのが不安だったらしく、
帰ってきてから、母乳を飲みながら寝たがるようになった。
「ネンネ、ネンネ」と泣きそうな声で訴えてくる。
少しでも私の姿が見えなくなると大泣きする。
それまでは、不安がることはあまりなく、
寝かしつけなくても時間が来れば勝手に寝ていた。

よそではおとなしく膝の上にじっとしていられるので、
おとなしい子だと言われる。
近所の児童館では一人で勝手に移動しておもちゃを取って遊んでいるが、
ちょっとした刺激でいちいち大泣きするし、
よその人に抱っこされると必ず泣く。
私が抱っこしている限りは、人に挨拶されるとニコニコと最高の笑顔。
表情豊かだ。