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生後1か月の記録

 

手をかけて育てたいと思った。
よく寝てよく笑ってはっきり泣いて、
それほど手のかからない子だからこそ。

娘は私の姿を見ただけでニッコリするようになった。
生まれてすぐから、泣き声でない声はよく出ていたが、
アァ、ング、フゥー、とよくしゃべり、
話しかけると、きちんと合わせて返事をする。

寝ている間にもよく笑い、ときどき、気持ち良さそうに
ニーッとしては、ケタケタと笑い声のような声を出す。

泣く時は激しく泣くし、一日中泣いていることも多いが、
理由はたいてい体調であり、不安で泣くことはない。
ゲップがたまっていたり、便が出ていなかったりするとよく泣き、
母乳もあまり飲まなくなる。

毎日決まって20時に寝て6時に起きるようになった。
寝ている間の授乳も2回から1回へ。
あまり泣かず、ほとんど目を開けずに飲む。
上の子を起こしてしまうこともない。
昼寝をたくさんすると夜に寝ないということもなく、
夜は夜で、昼の過ごし方とは関係なく必ず寝る。

母乳と粉ミルクと、両方の利点があると思うので、
どちらでも飲めるように混合で育てようと思っていたが、
娘がだんだんと違いに気付くようになり、粉ミルクを飲まなくなってきた。
外食後の母乳もあまり好きではないらしい。味にこだわりがあるようだ。
粉ミルクを飲ませることは少し諦めた。

外出は、上の子の時ほど自由ではない。
普段は上の子の保育園の送り迎えに一緒に出かけるくらいで、
買物にもあまり行かず、食品は宅配を利用している。
小さな子供二人を連れて買物に行くことは非常に困難なのだ。
上の子はすぐに勝手に走り出し、迷子になりそうになる。
手をつなごうとすると逃げ、二人を同時に抱っこすることもできない。
そこへ生まれたての赤ちゃんを付き合わせると、
どうしても途中でおなかが空いてしまったり冷えてしまったりする。
家に籠りがちにならないように、月に3回ほど、日中のうちに
児童館など近所の施設へ、娘だけを連れて遊びに行く。

出かける時の上着が、動物の着ぐるみのようなものなのだが、
ボアの肌触りが良いらしく、着せようとすると大喜びする。
単に肌触りと、これを着ると何となくお出かけかな、
といったところで喜んでいるだけで、
自分がどんな面白い姿になっているかは理解していない。
上の子が、耳と尻尾の付いた姿を見て、何度もにやけている。

外へ出ると、とたんにおとなしくなり、寝てしまう。
誰からも、いつも寝ていておとなしくて、育てやすそうだと言われる。
でもそれは外出時のこと。外と家とで態度が違うのは、
上の子も同じだ。兄妹は似ている。
児童館などでは、おとなしくよその人に抱っこされて、機嫌良くしている。
たくさんの人に触れ合って育ってほしい。

それにしても、小さな子供二人を連れて出歩くのは
本当に大きなハンディキャップだと分かった。
上の子をベビーカーに乗せて、娘を抱っこ紐で、
夜に仕事の集まりに出かけたが、たまたま台風の日で、
傘を折り、飛ばされながら、濡れながら、
娘は絶対に濡れないように守りながら、歩いていると、
泣けてきそうになる。
ベビーカーはただ押しているだけでも重い。
走りの軽いタイプのものだが、それでも歩道の凹凸やカーブした橋の坂道は
意外に多く、わずかな段差でも持ち上げなければならない。
上の子15kgほど、ベビーカー8kgほど、それにオムツなど子供の大きな荷物、
娘がその時5kgほど、その上寒かったりすると、心が折れる。

娘はリズム系の音楽が好きで、ダンス好き。
友人に抱っこされて踊ったら、満面の笑みだった。

生後1か月過ぎを振り返っての記録。
仕事が忙しくて遅れがちな日記だ。