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死はこんなにも温かく

 

白潟美栄子さんの絵本「お母さん ぼく 星になったよ」の朗読会に参加した。

18歳の息子さんを亡くしたことを絵本にしたもの。

美栄子さんとは、先に息子さんの翔弥さんが小学生の頃に会ったことがあって、亡くなったと聞いて驚き、それから会ってお話しするように。

美栄子さんは育児の先輩。私自身、絵本の内容が年々解るようになり、手に取るたび新しい発見が。

今回の朗読会、一言一言に気づきがあって、心が洗われた。参加して良かったと思う。楽しく明るい会だった。

息子が生まれた時、世界がキラキラ輝いて見えた、私もまさに同じことを感じた。それが、亡くなった時にも、見るもの一つひとつが愛おしく輝いたのだとか。生まれた時と一緒だと。

死というもの、人生を終えるということが、温かいものに感じ、前向きな気持ちになった。いつかの自分自身の死も、残された人々へのギフトでありたい。

翔弥さんのおかげで、こうして美栄子さんに会えている。ありがとうございます。