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ワクチンで少し収まる可能性も、変異する可能性もあるが、ワクチン以外の解決方法が見当たらない今、大半の人がワクチン接種を受けられると良いと思う。

そう思うに至った経緯。

うちの息子は、3才の予防接種を受けた翌日から徐々に10～20日くらいかけて体が痺れて思い通りに動かなくなっていき、2～3か月かけてウツ状態のようになっていき、1日に3回ほど嘔吐するようになり、その後から2か月ほど下痢をして、1年くらいかけて回復し、その時にまた4才の予防接種を受けたら、翌日から発熱嘔吐し、目が合わなくなり、繰り返し症状がより強く出たように見受けられた。

その時は、予防接種との関連は考えも及ばなかったし、複数の医師の診断で、どこも悪くないし、症状は30分以内に起こらなかったため予防接種は無関係とのこと。今は嘔吐は年に数回程度に落ち着いたが、まだしょっちゅう家で寝転ぶことの多い生活。治療法はない。

娘の方は2つ下で、0才の時から1か月周期で規則正しく発熱する子。後から思えば、予防接種の10～20日後。一度、突然死の兆候ということで一泊入院。その後、3才の予防接種を受けた翌日から徐々に体に力が入りにくくなり、毎日を錯乱状態で過ごすようになったが、どこも悪くないとの診断。そこで予防接種との関連を無視できなくなり、子供たち二人のその後の予防接種を断念した。予防接種を受けなければ基本、保育園は退園となるとのことで、なかなか決断できなかった。娘は、数年かけて毎日通園できる程度に回復した。

息子は今12才。新型コロナワクチンを受けられる年齢だが、受けるかどうかと聞かれたら、絶対に受けないとしか答えようがない。副反応の診断は無いが、予防接種の影響ではないという確証もまた無い。

私自身は、何かの投薬のたびに「薬アレルギー」の診断で、ほとんどの投薬が困難。新型コロナワクチンを積極的に受けますとは言いにくい。せめて、育児の交代役が見つかって入院の準備が出来なければ難しい。

私は、ワクチン反対派ではない。うちの子と同じ症状の子供を他に一度も見たことがないし、ネット上にも症状を書き込んでみたが、「うちもです」の返答がほとんどの発言に付くような書き込みサイトでさえ、「聞いたことがありません」の返答のみ。どの医師も首を傾げる。

ワクチンは危険というよりは、ワクチンによる特別な反応はこんなにも珍しいのだ、というのが私の感想。珍しいが、取り返しのつかないこともあるので、副反応とは別の広い意味でのアレルギー、ワクチンや投薬が原因の特殊な反応の可能性を、どの医療機関でもアレルギー検査が出来るよう医学が進歩して欲しい。

ただ誰でも、ワクチン接種と同時に、自己判断での解熱剤等の投薬は、推奨されたもの以外は、やめた方が良いと思う。それと、高齢者の接種や持病のある方の接種は、それ自体が命取りにならないか、既に投薬されている薬との相性は問題ないのか、判断の余地があるよう、接種が強制でないと良いと思う。

長くなったが、大人のワクチン接種は、子供と違って、何かあったとしても「発育」に影響しない。今までの接種で問題を起こしていない人は、本人の判断で受けたら良いと思う。子供は、新型コロナでの犠牲者がほとんど出ていないため、社会のための接種ということになる。まだ成長期にある人は、接種を控えた方が良いのではないかと思う。