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6才、ありがたい成長

 

6才になった娘。

娘は、保育園の年長で、誕生日も真ん中、背もだいたい真ん中。体重は軽い。運動と、ごっこ遊びと、お歌と、大騒ぎが大好き。本を読んだり字を書いたりするのも好き。大きくなったらアイドルになりたいと言う。明るくて遊び上手で、お友達が大好き。園で特定の仲の良いお友達がいて、自分で勝手に遊ぶ約束をしてくる。

バランス感覚の良い子だなと思う。器用で細やかで要領が良い。これは難しいことで、大半の細かい人はやること遅いし、行動が早い人は大雑把。娘は、細部まできちんと、と、全体を素早く確実に、がバランス良く出来ている。

私には出来ないことが出来るので、ちょっと頼りにしている。

登園前の朝、家を出ようとすると、娘が
「きょう、かようび?ゴミは?」
と声をかけてくれる。マンションだけどゴミの日があって、私はすぐ忘れそうになるので、娘にゴミの日を教えて任せてある。娘は自分で出席ノートを見て、今日が何日何曜日か、シールを貼ったカレンダー帳で日々確認している。

洋服選びも自分で。上下の組み合わせや、気温、先生に言われたこと、今日の活動内容など、総合的に判断して選んでいるようだ。自分からさっと歯磨きをして、支度を終えているので、ありがたい。上の子も、私も、「ぱぱっと支度」があまり得意でないので、娘は我が家の希望。

娘は、まだまだよく甘え、よく泣く。何か文句があると、上を向いて、あごに力の入った顔で、座り込んで泣く。上の子によく怒られる。私があまり子供を泣かせないように気遣っていないと。「そういうふうにしたら、りんちゃん泣いちゃうから。」って。でも、転んで怪我をした時には泣かなくなった。園でも、泣かないらしい。ときどき悪ふざけはするが。そういえば家でも、育てるのが大変な感じはなくなった。上の子もよく妹の面倒を見てくれている。

子供は、白紙じゃない。一人の人間として、全部持って生まれる。まっさらな人間に、親が色付けをするのではない。親が性格を作るのではない。

持って生まれたものを、それぞれの特性に従って、良い方向に習慣づける。でも親にだってそれぞれの特性があるし、たくさんの育児を経験してきたわけではないから、まだまだ初めての連続で、うまくいかないことはたくさん。みんなの未来を担う人として、いろんな所でたくさんの人に育ててもらえればと思う。

プレゼントのレゴブロックを、黙々とあっという間に作り上げた。