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小学二年生、授業参観でたくさんの友達と

 

息子がたくさんのお友達から好かれている。嬉しい。

土曜の授業参観で、2時間目が終わり、20分休憩だ。小学二年生の、二回目の授業参観。普段、学校は土日祝休み。

チャイムが鳴るなり、年長組の下の子が名前を呼んで飛びついて離さない。嬉しそうに顔をこすりつけて笑うと、息子がしきりに下の子の頭を撫でた。

そこへ、息子の名前を大声で何度も呼ぶ男の子が。目を輝かせながら、強引に息子を連れてトイレへ行った。なるほど。その子は、遊びたいけれど、トイレにも行きたい。そこで、遊ぶ友達を確保しながらトイレへ行ったわけだ。

下の子が、平然と男子トイレに付いて入ろうとすると、何人かの男の子たちが、女の子は男子トイレに入っちゃだめだということを、ニコニコと説明してくれた。あまり納得しない下の子。幼児はまだ、どちらのトイレにも付いて入る。来年は一年生。甘えん坊で、どうなることやら。

その後、廊下に集まった5人の男の子たち。息子が下の子を抱っすると、次々と背の高い男の子が下の子を抱っこしてくれた。みんなが真似しようとして下の子をギューっとするのを、息子が何となく間に入って下の子を守る。いいお兄ちゃんモードに入っている息子。家ではケンカもするのにね。

息子の席に座ってみる下の子。それを見たクラスの女の子が、「なんかそっくりなんだけど。」と笑う。

男の子5人の輪に、ちっちゃな下の子が混じって、みんなでじゃんけんしたり楽しそうに遊んだ。大らかで温かくて笑顔いっぱいのお友達。見ていて嬉しくなる。

この授業参観の二日前に、担任の先生に手紙を書いたところだ。その日のうちに先生からわざわざ電話をいただき、漢字が好きだということ、お友達と楽しんでいることなどを伝えてくださった。担任は、ベテランの女性。よくノートに、「字がていねいです」との書き込みをしてくださっている。

先生に、息子には軽度の身体的問題があり、慢性的に体調が悪かったり、体が動かしにくかったり、あまり食べられなかったりすること、みんなに足並みを合わせるために全力で頑張っているのだということ、そして機能回復に取り組んでいることを説明した。喜んで聞いてくださった。

息子の絵が、廊下にクラスの代表として飾られていた。好きなことをしている自分、というテーマで、「ながいすべりだい」を描いた。小学二年、周りはもっと完成度の高い絵を描いているんだけど、先生は息子の絵を選んでくれた。すごく頑張って描いたことが、先生にも伝わっていると思う。