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季節の記憶、あのとき、今も

 

季節の記憶。秋から冬に変わる、この季節の空気の冷たさや匂い。

昨日はまた下の子が保育園休みで、今日は上の子にも感染して二人とも休み。もともと風邪をひきにくい子供たちだと思うけれど、子供にも季節の記憶があるのかな。立て続けに体調を崩す。

去年の今頃、引っ越してきて、子供たちは体調を崩し、泣いてひっくり返って欲求不満で、何度も嘔吐した。必死で環境に馴染もうとしていた。感染症が流行る季節とはいえ、今年も全く同じような症状を繰り返す。

一種のトラウマなんだ。私はむしろ引越しのための準備が大変だったから、この時期は安泰。急に体調が良くなっている。

去年の今頃どうだったかなんて、いちいち思い出さないけれど、無意識のうちに、季節の記憶はたしかにあると思う。だから、子供たちとしっかり温めあって、今年を楽しい記憶に変えていきたい。

昨日は、思いがけず家にいることになって、HDD録画の中の1年分の仮面ライダーをディスクにダビングできたので、満足。今日は、掃除や洗濯をして一日が過ぎてしまった。こういう一日、嫌だなあ。ぱっとしない。

子供達はYouTubeを見てしまっている。ずっと見ている。長いなあ。もちろん時間制限を設けるんだけど、子供たちは完全無視。取り上げると吐きそうに泣く。自分、こんな母親、どうかと思う。

昨日は下の子だけだったので、ブロックでも少し遊んだけれど、創造的な遊びをして欲しいと思うのは、親の思いで、子供たちは体調が悪かったり疲れていたりする日は、どうにも楽な遊びしかしない。兄妹仲が良いのだけが救い。楽しいことを考えることにした。

明日は仮面ライダー映画の公開日。子供たちの体調は大丈夫だと思う。と思ったら、子供たちが二人で顔を並べて抱き合いながら、YouTubeで「no more映画泥棒」を見て大笑いしていた。私も映画館を思い浮かべてニンマリ。

そうそう、映画開始前の映画館の注意事項を、面白くセンス良くまとめてくれている「no more映画泥棒」。カメラ男とパトランプ男のバージョンと、ポップコーン男とジュース男のバージョンがあるよね。映画館は最高の現実逃避。都会には無音も真っ暗も無いから、映画開始前の吸い込まれるような闇の瞬間が至福。

一年一年、楽しいことが増えていく。