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ヤゴの観察、トンボの羽化を見た

 

夏休み終わり頃にトンボの羽化を見ることが出来た。小学校の授業で一人ずつヤゴを飼育していて、夏休み前にまだ羽化していないので持ち帰ったものだ。

息子がオニヤンマだと言う。それにしては小さいよ、と最初に何度も聞き返したけれど、先生がオニヤンマだって言った、とのこと。調べると、オニヤンマは羽化まで4〜5年。本当にオニヤンマなら羽化しないかもよ、と私は言った。

家の中で1か月間ほど、近所の池のアカムシを与えて育てた。いいかげんに育てていたので、あまり元気がなかったらしく、なかなか上手につかまることが出来ず、羽化の途中でポチャンと水に落ち、助けてつかまらせたけれど、羽を乾かして完全に広げきることが出来なかった。最後には疲れた様子で、眼も少しくぼんでいた。それでも、しっぽがすうっと伸びて、どこに入っていたのかと思う大きなトンボが出てきた。

私は残念だったけれど、息子は別に落胆もせずに淡々と外へ持ち出して、飛べないかもしれないけど、と少しでも安全そうな場所に放した。

見た目はアカトンボの仲間のような感じだけど、8月の羽化。自然の環境ではないから何ともいえないけれど、これから赤くなる種類かもしれないな。最後に外の風に吹かれて、せめて他の生物の糧になったならば、と思う。

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