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最も簡単に出来るストレス対応方法

 

会社の昼休みに、一人でもきちんとした料理屋に入るようになった。ここのところ、ずっと近場のカフェで、お茶しながら、Facebookとか見ていた。食にそんなに関心がないから、わざわざお金を払ってまで高いランチなんて、と思っていたんだ。

社内で、周りの人たちの多くは、デスクの上でコンビニ弁当。だけど私は、1時間、外食に行かせていただいている。たぶん社内で私一人。私は広報の担当。広報の仕事は、発想ありきなので、デスクランチじゃ良い仕事が出来ないと思っている。だから外へ出るのだが、それでも何だか頭がモヤっとする時がある。

そこで、外食でも毎日違う店に入って、綺麗な店でウマイものを食べてやろうと思った。浪費ではない。自己投資だ。やってみると、何かと新しい発見がある。

仕事だけでなく、なかなか切り抜けられないストレスのほとんどは、体験不足。いろいろ大変だったことによるストレスという場合もあるけれど、たいていのストレスの溜まりやすい人の生活というのは、単調。ストレスは考えを狭め、人間関係を狭め、そのことがまたストレスになるという悪循環だ。そういう人はたいてい、いつも同じような服を着ている。

そこで、いつもと違う行動を意識してみる。すごく小さなことでは、一本裏の道を通って帰宅する、いつもコーヒーなら日本茶にしてみる、と、そういうこと。頭が疲れていると、行動がパターン化する。だから意識的に、いつも社内なら外に出る、いつもカフェなら、たまには少々高級な料理屋に行ってみるとか、珍しい人を誘ってみるとか。

もっと簡単なことで言えば、ストレスを感じたら、目線をいったん上にする。たいていは、同じ斜め下くらいを見ることが癖になっている。

日々の体験の量をコントロールする。体験不足を補うことで、考えが広がり、発想のマンネリを脱することができる。仕事も速くなる。

忙しいからデスクランチ、は時に本末転倒。社長のスーツが、スーツなのに毎日変化に富んでいて、見習うところが多い。