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興味のあることしか出来ないけれど

 

土曜は一年生の息子の授業参観だった。

先生の話聞いてない、教科書開かない、一度も挙手しない、みんな立ったのに一人だけ立たない。ひとことで言うと、授業に参加していない。

入学後すでに席替えがあったらしく、真ん中の一番前の席になっていた。道のりは長いようだ。

先月までは、みんなは授業中にやったはずのプリントを息子は全部家に持ち帰っていた。保育園に行っている下の子より先に帰宅すると、自発的に課題に取り組み、教室では手がつけられなかったプリントを、丁寧に、あっという間に終えてしまう。内容もちゃんと理解している。必ず宿題を終えてから遊ぶ。

最近は、宿題だけの持ち帰りになった。連絡ノートはまだ自分で全部は書けず、途中から先生の字のこともあるし、周りの席の子が積極的に代筆してくれているとのこと。

月曜は代休で、子供会行事に参加した。下の子は保育園に預けた。

世界の動物の、体験型ミュージアムに行った。着いてしばらくは、息子はポカンとしていたが、マイナス20度体験で急に気持ちにスイッチが入ったらしく、楽しく興味を持って過ごした。

最後にちょっともう一度見たいところがあると、照れくさそうに私の手を引っ張った。真っ青に光る、モルフォ蝶の標本だ。私も子供の頃から大好きだった、レテノールモルフォ。

息子と二人、なんと静かで優しくて穏やかな。カフェでまじまじと丸い顔を見て、お互いにニンマリ。

駅のエスカレーターに並んで乗り、息子が一段下がると、長靴を履いた姿が、すごく背が小さく見えて、ふと3才くらいに見えて、懐かしくなった。3才って、たった数年前だけど。