:: rainbowdrops ::

入学、一人で余裕の登校

 

入学式の帰り、私が荷物をたくさん抱えているのを見て、
「どれか持とうか。力持ちだから。」
と、男前なことを言っていた、余裕の息子。

その後。

入学式の翌日は、下校すると、満面の笑みで、ウルトラマンの話。何を質問しても、ウルトラマン。学校の話は一言も聞けず。次の日は、意気揚々とマイクラの話。ゲームアプリMinecraftなんだけど、MODがどうだとか、こうだとか。私の話は聞かず。その次の日は、帰宅するなりフィギュアを手に取り、夢中で仮面ライダーの話。話が止まず。

要するに、疲れたということだな。

疲れている時に、学校がどうだったかとか、親に質問形式で畳み掛けられると、本当にうんざりだよね。と思って、もう何も聞かなかった。

帰宅するなり、iPadでマイクラ。何も言わないでおいた。生まれつき少し目が悪いので気になっているけど。自分のアイテムに好きな名前をつけられるとかで、一人前に、漢字入力している。変換で出るから。漢字、かなり覚えたみたいだ。ますます、やめなさいと言いづらい。「時の迷路」とか「昆虫の迷路」とか、いろいろ自力で入力している。

ちなみに「時の迷路」は、息子に勧められて買った、迷路遊びをしながら歴史などが学べるシリーズの絵本のタイトル。大のお気に入りだ。

まだ、自発的に時間の管理、持ち物の管理が出来ない。

よそのお子さんも、ある程度はそうだと思うが、頑張れば出来なくはないだろう。息子の場合は努力の余地のない困難を感じる。対処法も無くはないが、私自身も同じように苦手なので、大半はどうしようもない。

初日は時間に間に合わず、校長先生に笑顔で出迎えられた。日々、忘れ物もしているかもしれないけど、忘れたかどうかも分からない。性格がルーズなのとは少し違う。

息子は一人で行動することに関しては得意で、普段から一人でコンビニに行って買い物をしたり、一緒に出かけて先に帰っていてくれたり、頼りになる。朝も時間さえ間に合えば、1年生の最初から一人で家を出て学校へ行く。校門が開いている時間は10分間。その間に登校しないといけない。

放課後に関しては、学童保育へ移動するのではなく、学校に居残る形の、放課後預かりを選んだ。放課後預かりの先生に、最初から一人で帰宅させたいと話したら、1年生は最初は全員、保護者のお迎えだとか。

仕方がないから、仕事帰りに迎えに行くと、元気に校庭の遊具で遊んでいた。そこから、帰りの準備で待つこと15分。

ランドセル背負うだけじゃないの?

と口には出さないでおいた。

そして息子を留守番させて、娘の保育園へお迎え。

朝の支度は、毎日どうにも。当面は諦めて手取り足取りだなと思う。