虹の街の卒園アルバム
息子は、年長の最後の5か月を、引っ越し先の保育園で過ごした。
卒園アルバムを、引っ越し前の保育園のクラスで作ってもらっていて、先日、前の家の近所まで行って、友人とランチしながら受け取った。これは保護者が任意に作ったアルバム。久しぶりに友人に会えて話せて、とても嬉しかった。前の家のことはすっかり思い出さなくなっていたので、懐かしくもなく、痛みもなく、それが少し不思議な感じがした。
ただ、よく覚えているのは、引っ越しの日に、退園する時に、息子の名前を呼ぶコールが何分も止まず、息子がお友達の輪の中でもみくちゃになっていたこと。娘のちっちゃなお友達が、みんな上履きのまま外に出てしまい、娘の名前を最後まで叫んでいたこと。先生方が涙を流してくださっていたこと。1才からずっと通った保育園。息子には覚えていてもらいたい。
ちなみに、私自身が子供の時に卒園で作ったアルバムには、大好きな東海道線の絵。園で思い出に残ったもの、好きなものを描くようにとのお題だったので、こすもす組のみんなと先生と、よく散歩で見に行った電車を描いたんだ。我ながら、計画性のなさが。線路を先に描いている。しまったなと思ったのもよく覚えてる。