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人の気持ちを考える

 

保育園の参観。
息子にたくさんの友達が出来ていることが分かった。
嬉しい。

ずいぶん小柄な男の子に馬乗りになったり、
走って体当たりしたりして、じゃれている。
じゃれ合っているのではない。
1才児クラスなので、まだまだ月齢の開きが大きすぎる。
もし早産で生まれていたら1学年上のクラスだったはずなので、
相手も大きければ、やり返されて、お互いに楽しめるのだろうが、
お友達が一方的に押しつぶされているように見える。
先生に止められる。
クラスにはまだハイハイの子もいる。
隣の女の子とは仲良く手をつないで歩いていた。

お友達のことが好きみたいだが、まだ一方的で、
相手の気持ちを考えるところまではいかない。

息子は私の気持ちにはよく気が付いてくれる。
私がちょっと無理をして元気を出していたりすると、
私の目をじーっと見た後に、
私の両頬に小さな手のひらをぎゅっと当てて、
「好き」と言ったりする。
どうしたら私の、心から笑った笑顔が見られるか、
子供なりに一生懸命考えているのだ。

他人の気持ちを察することのできる子になってくれたら嬉しいが、
そういうことにも生まれつきの得手不得手があるらしい。
でも、少なくとも私の気持ちは誰よりも察してくれている。