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続・生後18か月の育児日記

 

日々、良い事も悪い事も、嬉しい事もどうしようもなく苦しい事も、
憂鬱な事もどん底もたくさんあるけれど、
息子を抱きしめていると、私が抱きしめられているような
頼もしい気持ちになって、悪いことなんか消えてしまう。
何だかとても優しい、息子の存在。

子供はテレビの子供番組が好き。
自分でテレビをつけて、ちゃんと笑うところで笑って、
手振りを真似したり、歌ったりして、真剣な顔でのめり込んでいる。
人形劇やアニメから、急に実写に変わったりすると、
チャンネルを変えられたと思って怒る。

特に、「いないいないばあっ」という幼児向け番組がとても好きで、
「ナイッ、ナイッ、ナイッ、ナイッ、バッ!」
と主題歌を一緒に歌い、
身振り手振りをいちいち真似して、意欲的に参加しながら見ている。
夕方の放送時間に買い物に出てしまっている時でも、
時間が来ると、両手をぐるぐると回し始める。
たしかに、「ぐるぐるどっかーん」という歌をやっている時間だ。
この歌は音楽的にもなかなか良く出来ていて、
1才くらいの子供が好む感じがよく表現されている。

携帯ゲーム機も好きで、DSの画面を指でぐりぐりとして、
すぐ、テテッテ テテテテッ、となって、
また「もういちど」ボタンを押すことの繰り返し。

パパによくiPhoneでYouTubeを見せてもらったりアプリで遊んだりしているから、
テレビの画面もタッチパネルになっていると思って指で操作しようとする。
今どきの子供。

テレビやゲームを悪影響に捉える育児関連のマニュアルが多いが、
きちんと理解して集中して楽しんでいるならば、
目に悪くない範囲内で、良いと思う。そういう時代だ。

なるべくベビーカーを使わず、手をキュッっと握って歩いて出かける。
まだ道草をしたり地面に座り込んだりでなかなか前に進まないが、
それでも前よりは少し誘導する通りに歩けるようになってきた。

この小さな手が、ずっと先のいつか、私の最期の日も優しく握りしめてくれていて、
私の手よりも少し大きかったら、こんなに嬉しいことはない。