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ハイハイが長い子は本当に転び上手か

 

なかなか歩かない子の方が体が丈夫だとか言うウワサには、
科学的根拠はないようだ。
9か月で歩く子もいれば1才4か月で歩く子もいて、
成長の個人差に対して焦りを感じる母親が多いため、
そのような慰めが通説となったのだろう。
たしかに、無理に歩行器などで歩かせるのは良くない。

こういうのはどちらが先か分からない。
転ぶとき手がしっかり付けるような子はハイハイが得意かもしれない。
早くから歩く子は足が短くなるというのも聞いたことがあるが、
それは、足の短い子は重心が低く、早く歩く傾向にあるのかもしれない。

言葉が早くから出る子は、母親がたくさん話しかけているか。
これも根拠はないと思う。
家族の会話の多い家の子は、たしかに早くしゃべるかもしれないが、
よく見るのは、母親が必死になって赤ちゃんには理解できない内容の言葉を
たたみかけるように話している。
これでは会話のキャッチボールにならない。

一度、丸坊主にすると髪が綺麗になるとか、
根も葉もないと思う。
再び生え揃う頃には、年齢も変わり、当然、髪質も変わっている。

ニワトリが先か、タマゴが先か。
喫煙と寿命の長さだって、これもどちらが先か分からない。
タバコを吸うような人は、ストレスの溜まりやすい性格だったり、
健康管理が不十分だったりする。
情報に踊らされず、自分の頭で考えてみることだ。