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ハードスケジュール

 

インフルエンザが何だ。

このあいだの連休は、ホームパーティーを朝までやって、そのまま
代々木公園のフェスに親戚が出店していたので会いに行って、
次の日は愛知の親戚の家へ行って集まって、
翌日名古屋見物して帰ってきて、その次の日は横浜の開港150年博に行って、
と、休みはそんな感じで、ずっと息子を連れ回している。
夏も、何度お祭りに行ったことか。入谷朝顔まつり、麻布十番まつり、
芝浦ぼんおどり、お台場まつり・・・。

平日はというと、仕事の打ち合わせで出かけるので息子を保育所に行かせたり、
保育付きの整体に行って息子を遊ばせたり、
港区の乳児健診に行ったり、離乳食の講習会に行ったり、予防接種に行ったり、
友達の家に行ったり、友達が来たり、
イベントごとの何もない日はほとんどない。
仕事が大量にたまる。日記も書けない。
やろうと思えばすぐに済むことも、それをやる前にやることがたくさんあって、
日常のいろんなことが、たまる。

そう言いつつも、今は一度しかない。
今しか出来ないことを、今やる。
生後4か月で見る世界と、5か月で見る世界は、かなり違う。
一日一日、変化し、学習しているのが、手に取るように分かる。
見せたいものがたくさんある。どこにでも連れて行く。

「インフルエンザがこわいので」
何度聞いたことか。
乳児にとって感染は命取りだ。
でも私の息子はウイルスになんか負けない。
馬鹿みたいに信じている。
そして、会う人、いろんな人と握手をさせる。
私がそうするのと同じように。

他人は汚い。

そう、自分も汚い。
今の子供たちは、人と挨拶をするとき、握手を拒むのだろうか。
私の小さい頃にも、イジメのネタといえば「バイキン」だったし、
よく人差し指と中指を絡ませたりしたものだが、
今はそんなもんじゃない。インフルエンザで死者が出ていると聞く。
だからこそ。

まあ、ずいぶんとハードスケジュールな赤ちゃんだなと思う。
今のところ全く体調を崩すことなく、機嫌良く楽しんでくれている。
家に帰ってきて泣いていると、さすがに疲れたかなと思うけれど、
ふと見ると、一人であぐらをかいて座っていたり、
そういう時こそ、意外にヤル気のポーズだ。
まだちょうど5か月、お座りはまだ少し先かと思うが、そういうこともあるものだ。

夏までは、外の世界に興味を持って、もっともっと、という感じだったけれど、
最近は、家で一人で考え事をしては、すごい声で大笑いしている。
かなりの妄想家だ。
息子が私に対して必要があって話しかけてくる内容ならば
言いたいことは良く分かるが、何を妄想して面白かったのかまでは分からない。
頭の中を覗くことができたなら、ものすごい事になっていそうだ。

毎日がとても楽しいようで、
人生の始まりはこんなにも前向きでキラキラしたものなのかと、
太陽のような強いパワーを感じる。
相変わらず、よく笑ってくれていて、ありがたい。