成長と変化
仕事が忙しくて日記が書けない。
悔しい。
息子のために、出産のことや、生まれたときの様子を
なるべく文章や音楽にしてとっておきたいと思うのだが、
あまりに目覚ましい成長と変化とともに薄れゆく記憶。
自分が出産をした、ということさえ、鮮明に思い出せない。
息子はちょうど3か月になるところ。
体重6.4kg、身長63cm。生まれた時はこの半分の重さだった。
6か月用のお洋服が、物によってはきつい。
3か月前までここにいなかったというのに、ずいぶん一人前の顔だ。
赤ちゃん、だとはどうしても思えない。そういう意識になれない。
だいぶ首がすわったけども、成長はゆっくりでよい。
そう思うことにする。
離乳食もゆっくり始めようと思う。
新生児用のベビーバスはまだ使っている。
やっと買ったベビーカー。生後1か月から乗れるタイプのもの。
買って帰る途中でさっそく笑顔が。
楽しい?
って聞いたら、
アー、だそうだ。
ずっと目を全開にして、キラキラさせていた。
だからそのまま近所のガンダムを見に行って、
次の日も、近所へショッピングに行った。
キョロキョロしていた。
その次の日は家で休ませようと思ったら、泣き叫んで足をばたつかせて
催促して止まないので、ベビーカーに乗せたら、
涙のままニヤリと。
その夜、いつもよりたくさんおしゃべりしてくれて、
キラキラの目で感想を聞かせてくれた。
そして、良いことがあった次の日は、
急に首がしゃっきりして、言葉も言葉らしくなっている。
私が話すたび、きちんとアーと答える。だからまた話す。また答える。
こういうことも、本人の意識と意欲次第なのだろう。
人間は、こんなにも一日一日成長できるものなのだ。
おむつが汚れると、笑って、何やら言っている。
おなかすっきりで気分爽快のようだ。
自らおむつがえのポーズをする。
おなかがすくと、笑って、私のことを呼ぶ。
授乳が楽しみのようだ。口を開けて待っている。
少しでも無視すると、大絶叫が始まる。
要求がかなえられるまで決して諦めない。
すんなりと要求が通った時は、口をカーッとあけて大笑い。
よく笑う子で、ありがたい。
私の言葉を真似して繰り返そうとする。自信なさそうに小さな声で言う。
かなりいい線いっている時もあるが、まだしゃべらなくてもいい。
お風呂のときに、からだのなまえを教えながら洗うが、
言葉が早くしゃべれるように、ではない。
この子が今いちばん興味を持っていることを一緒に楽しんで、
好奇心に応えてやりたいのだ。
寝相が悪くて、朝起きると、足と頭が反対になっていたりする。
私が元気がないと、眉間にしわを寄せて心配そうにのぞきこむ。
毛布代わりのおくるみがお気に入りで、かけてもらうと、ものすごい笑顔で、
いったん全部蹴って脱いで、もう一度かけてもらおうとする。
2か月に入って、初の電車での外出。抱っこで。
かなり刺激的だったようだ。
ベビーカーを買ってからは、毎日出かけている。
これが最近の様子だ。
なるべく記録しておいて、息子が大人になったら、報告したいと思う。