友達と連絡をとる余裕がない
みんなのことが気になっているのに、
なかなかそこに至らない。
せめて日記を書こうと思いつつ何か月経ったことか。
引っ越したことも伝えなきゃならないのに、
まだ誰にも。
でも、忙しいからって毎日を焦って過ごしているわけではない。
引っ越しに関しては、
片付いていないことが嫌いなので、
ダンボールは1週間ですべて撤収したし、
それ以前に、ダンボールの中身自体もすでに片付いていて、
不要品も普段から整理しているのでこれといって出なかった。
読んだ本は、保存版でなければ、捨てる。
そういう点では余計な手間は無いのだが、
欲が出るのだ。
新しいものが欲しくなって、あちこち買い物に出かけることになる。
実物を見なくても買えるものや、見つけるのが難しいものは
すべてインターネットで買う。
それでもかなり無理に歩き回ることになる。
で、買い物をすると忙しいのが、ゴミ捨て。
梱包のゴミが大量に出る。
この1か月で、家の中は、ほぼ整った。
満足。
そんなことをやっているから仕事が進まない。
でもいずれやることになるものは、仕事だろうがそうでなかろうが、
小さいことから早く済ませた方が効率が良い。
というか、保留が大嫌いなのだ。
本当は年末年始が一年で最も仕事が忙しく、
年内にサイトオープンしたい、とか、年始に新しいサイトを、とか
そういう話が毎年すごく集中して、忙しいはずなのだが、
出来ることを順番にやるしかないし、出来ないことは出来ないと言うので、
結局すべてが2月、3月と持ち越されている。
そんなだから、友達に連絡をとる余裕がない。
何か行動を起こそうと思うと、
その前に最低限やらなきゃならないこと、っていうのが大量にあって、
やらなくても済むことは、どうしても後回しになる。
と書いている間に連絡できるじゃないか、
とも思うが、物事の順番は大切。
やると決めたことは順番にやる。
その順番が、電話より日記が先なだけだ。
ああ、Yさんに連絡をとらなきゃ、
どんな親友もあまりに連絡を怠っていれば、
年賀状の仲になっていく。
そんなのはいやだ。
来月子供が生まれる話も、年賀状で知らせることになってしまった。
ちょうどまさにそんなことを考えながら郵便受けをのぞいたら、
Yさんから手紙が。
開いてみると、
何の用事もない、手紙に書かなくても良いような内容。
嬉しかった。
手紙なんて何十年ぶりだろう。
中学の授業中によく回したのと同じ独特な字で、
何だか懐かしかった。
この人は私のタイミングを本当によく心得ている。
今まで何度救われたことだろう。
つながっている、同期している、
そんなテレパシーな感じが嬉しく、
今日こそ本当に電話をしてみようという原動力になった。